大阪市住之江区でエアコン分解洗浄です。
このエアコンはかなり古く冷媒もR22・・・。
洗浄のお断りしましたが、「潰れても良いので一度だけエアコン洗浄してほしい」と。
分解リスク(破損)もご理解を示して頂き洗浄を行いました。
汚れは見ての通りで・・・。
最後、組付けて試運転で問題なく動きましたので良かったですが精神的にかなり疲れました・・・。
R22エアコンが洗浄対象外となる主な理由
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製造・輸入禁止によるメンテナンスの制約
- R22冷媒は、2020年以降、日本では製造・輸入が全面禁止されています。そのため、新たなR22冷媒を補充することができず、エアコン内部の冷媒漏れが発生した場合、修理が難しい状況です。
- 洗浄作業中に冷媒系統が損傷するリスクがあるため、業者によっては安全を優先してR22エアコンの洗浄を控える場合があります。
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冷媒漏れのリスク
- R22冷媒を使用したエアコンは、経年劣化により冷媒系統(配管や接続部)が脆弱になっていることが多く、洗浄時の高圧洗浄や作業振動で漏れが発生するリスクがあります。
- 一度冷媒が漏れると、新しいR22を補充することが難しいため、機器の使用が継続できなくなる恐れがあります。
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対応機器の老朽化
- R22冷媒を使用しているエアコンは、ほとんどが10年以上前に製造された機器です。そのため、内部部品が劣化しており、洗浄作業によって部品が破損する可能性があります。
- 特にドレンパンや熱交換器などの部分は、洗浄時の高圧水や薬剤の影響で損傷するリスクが高くなります。
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法律や環境への配慮
- 洗浄中に万が一R22冷媒が漏れた場合、オゾン層を破壊するだけでなく、地球温暖化にも悪影響を与える可能性があります。そのため、環境保全の観点からR22エアコンのメンテナンスを慎重に行う必要があります。