エアコンの水漏れの原因は汚れではなかった…!

こんばんは!今回はエアコンの水漏れの原因について少しお話しようと思います。

お伺いしたお客様から「水漏れがしておりクリーニングすれば治まるかなと。」答えはクリーニングすれば水漏れは治まります!です。

ですが、ですがです。ほぼほぼ水漏れの原因は、ドレンパンという水受け部がありホコリや汚れが蓄積する事によりドレンホースから排出される結露の水が詰まって内部から水漏れします。

上記写真はドレンパンを外したところ。赤丸がドレンホースです。このドレンホースに汚れやホコリが詰まる事で水の排出が出来ずに水漏れの原因になります。

 

今回の原因もそれだろうとドレンパンを外し、ドレンホースも洗浄しいつもの様に組み付けて最後の動作確認をしたところ、水漏れが…!!!泣泣泣

そしてまた分解して、どこから水漏れがしているのか原因を探る事に。

熱交換器から滴る水を追跡してみると、その水がうまくドレンパン内に落ちていないことが判明!

ドレンパンは内機の左右のツメでしっかりとまっているのですが、水漏れしている右側がツメがかんでいるのに指で押すと動きます。遊びがある訳です。おそらく、ドレンパンのプラスチック(合成樹脂)部の品質が悪く収縮している模様でした。

その少しの遊びがある隙間に詰め物をして組み付けることに。そしてスイッチオーーーン!

 

 

ピタリと水漏れが治まりました。良かった~とお客様と目を合わせ笑顔に笑。修理せずに済みました!

ここだけの話、パナソニック2014年製(CS-28RFE2-W)、エアコンの品質が悪いかもしれません。

エアコン1台にお客様のご協力の下、約3時間の格闘。色々とお心遣いも頂き感謝です。

 

そして、数日後に新規のお客様から「水漏れが…」とういうお問い合わせ。エアコンは、パナソニック2014年製。

もう、嫌な予感しかしません…。


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