巷に沢山出回っているトイレ用洗剤。いったいどれを選んだら良いのか迷いますよね。どんな汚れを落としたいか?どんな用途に使えば良いか?トイレ用洗剤について解説しましたのでご覧ください。
トイレ用洗剤は大きく3つに分類されます。
塩素系トイレ洗剤
トイレハイターの成分は、界面活性剤(アルキルアミンオキシド)、水酸化ナトリウム(1%)、 次亜塩素酸塩。
成分から判断すると塩素系なので洗浄力より除菌力が強い感じがします。黄ばみ(尿石)は取れないのですが、黒ずみ(カビ)は取れます。酷い尿石汚れがないトイレ向きの洗剤ですで日常的にお掃除する時に使うと良いです。
ドメストの成分は、界面活性剤(アルキルアミンオキシド)、水酸化ナトリウム(1.4%)、次亜塩素酸塩。
成分はトイレハイターとほぼ同じで除菌力に優れた洗剤、水酸化ナトリウムがトイレハイターより少し多いので洗浄力はドメストの方が上です。塩素系トイレ洗剤は、ドメストがおすすめです。
酸性トイレ洗剤
サンポールの成分は、塩酸(9.5%)、界面活性剤(アルキルトリメチルアンモニウム塩)、洗浄助剤。
サンポールは、主成分が塩酸になります。尿石(黄ばみ)を落とす洗剤になります。黄ばみ(尿石)があればサンポールで除去できます。余談ですが、サビ落しにも使えます。
トイレのルックの成分は、界面活性剤 (アルキルスルホン酸ナトリウム)、スルファミン酸 (1%)、安定剤。
こちらは、洗浄力の強い界面活性剤が使われているのとスルファミン酸が配合されており水垢に強いトイレ用洗剤になります。
塩素系とサンポールとは一線引いた洗剤です。ラベルには便器のふちウラの頑固な汚れ尿石まで強力に溶かしと書いてますが怪しいです(笑)尿石になる前の汚れではないかと思います。スルファミン酸が配合されているのでお風呂やキッチンに使いたい洗剤です(笑)
中性トイレ洗剤
界面活性剤(3% アルキルトリメチルアンモニウム塩)、金属封鎖剤、泡調整剤、安定化剤。
トイレマジックリンは、カチオン界面活性剤が主成分なので殺菌力が強いトイレ用洗剤となります。ただ液性が中性なので洗浄力はアルカリ性のトイレ用洗剤には負けます。除菌洗剤という認識で良いかなと思います。便座カバーなどの拭き掃除向け。
以上、トイレ用洗剤について説明しました。汚れに対して選ぶか?どんな掃除をしたいか?によってトイレ用洗剤を選んでみてはいかがでしょうか?