プロが教えるエアコンの掃除を超簡単に自分でする方法

エアコンのお手入れはどうするの?汚れや匂いが気になるからエアコンクリーニングを頼みたい。だけど自宅に知らない人を呼ぶ勇気もないし…。時間も都合つけなくてはいけないし、費用もかかるし自分でやってみよう!という方にプロが大切な事をお伝えします。

エアコンの掃除を簡単に自分でする方法

エアコンのお手入れの基本

・定期的な(月2回程度)のフィルターのお掃除

・外パネル表面の清拭(拭き掃除)

上記お手入れより一歩踏み込んだエアコンのお掃除方法を下記に紹介していきます。

しかし、この方法は、購入後1~2年・エアコンクリーニングしてから1~2年の比較的汚れが目立っていないエアコンに限ります。

使用年数がかなり経っているエアコン、汚れのひどいエアコンは業者による高圧洗浄機を使ったクリーニングが必要となります。

日頃のお手入れから一歩踏み込んだお掃除(メンテナンス)とお考え下さい。

エアコンクリーニングは費用がかかりますので少しでもクリーニングサイクルを延ばせたらと思います。

エアコンのお掃除で準備するもの

エアコン洗浄スプレー

養生テープ

パイオラン マスカー1100mm×25m

・ゴミ袋

・洗剤(中性洗剤)

ペットボトル専用加圧式スプレーノズル

・歯ブラシ

・タオル

・はさみ

・バケツ

ホームセンターや100円ショップなどで出来るだけ安く揃えてください。面倒な場合は、アマゾンや楽天市場も使えば楽ですね。

ペットボトル専用加圧式スプレーノズルは、ペットボトルの先に取り付けて水の圧力を強く出来る道具です。そんなに水圧は出ませんがあった方がお掃除がはかどります。

ご自宅で使っているごみ袋や不要になった歯ブラシなどを使うと良いです。ご自宅にあるものを代用して安くエアコンのお掃除をしましょう。

エアコンのお掃除の仕方・手順

・エアコンのコンセントを抜いてエアコンの周りをマスカーテープで養生する

・エアコンの下部にごみ袋を細工して水が漏れないように養生テープで止める

・ごみ袋の下部に穴を開け、汚水が落ちる様に細工する。汚水受けとしてバケツを置く

・掃除機でフィルターやエアコン内部のホコリを出来るだけ吸い取る

・熱交換器をエアコン洗浄スプレーを噴霧します

・吹き出し口を中性洗剤でお掃除

ペットボトル専用加圧式スプレーノズルを使って熱交換器・吹き出し口をたっぷりすすぎをします

・キレイなタオルで吹き上げる

・コンセントを入れて乾燥運転(暖房運転)する

エアコンの室外機のお掃除

室外機の裏面・横面にホコリが溜まって目詰まりしている状態ですと熱を放出できなくなります。スムーズに熱の放出が出来るように柔らかめのブラシでホコリをとってあげましょう。目詰まりしているとファンのモーターに負担がかかり、故障の原因や寿命も早まります。ですが、室外機は外部に設置するもので雨風にさらされても大丈夫なように作られており基本的にはノーメンテナンス設計です。熱交換器が目詰まりしていないか確認しましょう。

室外機もキレイにしておかないと節電効果は得られませんので注意が必要です。

エアコンのお掃除を自分でする際の注意点

電装部やコンセントには水や洗剤を絶対にかけないでください。一発で故障します。

エアコン洗浄スプレーの変わりに「カビキラー」を使うのは止めて下さい。熱交換器のアルミフィンは「カビキラー」の成分である次亜塩素酸ナトリウムが腐食の原因になります。もし使った場合は大量に濯いで下さい。

エアコン洗浄スプレーを使用する際は説明書の内容をしっかり理解した上でご使用ください。

水はカビや雑菌の養分となりますので必ずしっかり乾燥させてください。せっかくお掃除しても本末転倒になりかねません。

 

以上、エアコンのお掃除方法をお話しました。少しくらいのカビや汚れはこの方法で除去できます。ですが、実際ご自分でやってみると時間もかかり大変な労力です。簡単にお掃除するにしても道具や洗剤で2,000円程度はかかると思います。そして知識がない方は、エアコンを故障させてしまいます。なのでエアコンクリーニングは業者にお任せした方が安心で楽です。

※エアコンを自分でお掃除する際は、自己責任でお願いします。あくまで一例をご紹介しました。

 

当社のエアコンクリーニング清掃事例


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